関東大震災の朝鮮人殺戮にアプローチした文学者たち/卞宰洙
2019年09月02日 15:26 文化・歴史東京付近の震災を利用し「朝鮮人は各地に放火し不逞の目的を遂行せんとし現に東京市内に於いて爆弾を所持し、石油を注ぎて放火するものあり。すでに東京府下には一部戒厳令を施行したが故に各地に於いて充分周密なる視察を加え、鮮人の行動に対しては厳密なる取り締まりを加えられたし」(内務省警保局から各地方長宛て)―このような通達が朝鮮人虐殺を扇動し6千~7千余人が犠牲となった。
東京付近の震災を利用し「朝鮮人は各地に放火し不逞の目的を遂行せんとし現に東京市内に於いて爆弾を所持し、石油を注ぎて放火するものあり。すでに東京府下には一部戒厳令を施行したが故に各地に於いて充分周密なる視察を加え、鮮人の行動に対しては厳密なる取り締まりを加えられたし」(内務省警保局から各地方長宛て)―このような通達が朝鮮人虐殺を扇動し6千~7千余人が犠牲となった。