祖国で卓球強化練習/18年ぶりの交流実現
2019年09月02日 14:03 共和国 スポーツ強化練習に参加したのは、西東京第2初中の慎章宏さん(中3)と東大阪中級の池松怡さん(中3)。在日朝鮮学生の卓球選手が祖国を訪問し、現地で卓球交流を行うのは18年ぶり。
滞在期間、ナショナルチームとジュニア世代の選手との合同練習と試合が、青春通りスポーツ村の卓球競技館と万景台学生少年宮殿でそれぞれ行われた。祖国での強化練習は、2人の共通の夢である「国家代表選手」を目指す貴重な第一歩となった。
ジュニア世代との交流
祖国の選手と入りまじり、白球を懸命に追う慎さんと池さん。この日、万景台学生少年宮殿ではジュニア世代との合同練習が行われていた。
慎さんとラリーを行っていたのは同い年のパク・フン選手(15)。時折、万景台学生少年宮殿のホン・スンイル教員(56)の指導が入る。