台風15号、朝鮮各地で被害
2012年08月30日 13:27 共和国台風15号の影響で28~29日にかけて、朝鮮各地で被害が発生した。
朝鮮中央通信によると、黄海南道では8500ヘクタールのトウモロコシ畑で茎が折れるなど、道内の多くの耕地で被害があり、今年の収穫は期待できない状態だという。また、600本以上の街路樹が倒れ、公共施設の屋根が飛ばされ、海州市では送電線が切れたことで工場、住民世帯への電力供給が中断された。
黄海北道では中継設備が破損しテレビの視聴ができなくなり、道内で2600本以上の街路樹が倒れ、平壌と開城をつなぐ高速道路も一部通行止めになった。また、20棟以上の家屋と公共施設が完全、または部分的に損壊した。
南浦市や開城市では送電線が破損し、電力供給がストップした。
それ以外でも各地の耕地で被害が報告されている。
(朝鮮新報)