朝・日関係の基本は過去清算/朝鮮中央通信論評
2018年06月27日 13:04 共和国朝鮮中央通信は、6月26日発の論評で、安倍首相が朝鮮の非核化費用の負担検討を表明したことに対して「財布を見せびらかして、急進展する朝鮮半島問題に一枚かみたいようだ」と批判した。
論評は、「朝・日関係の基本は昔も今も過去清算だ」と主張。20世紀、朝鮮を不法に占領した日帝の植民地過去史に対する謝罪と賠償はすでに、第2次世界大戦の終結と共に解決されるべき歴史的課題であり、回避することのできない日本の法的・道徳的責任であると述べた。
また、過去清算や謝罪はおろか、日本は「加害者が被害者にとってかわる政治詐欺劇」を演出していると指摘。「日本が『拉致問題』を執拗にけん伝するのは、朝鮮人民に犯した特大型犯罪を覆い隠し、過去清算を回避しようとする悪あがきに過ぎない」とした。
一方で河野洋平元官房長官が6月13日、都内で行われた講演会で