総聯西東京の代表らが同胞ハンセン病療養者を慰問
2012年02月22日 12:02 暮らし・活動総聯西東京本部と東支部の代表、西東京朝鮮第1初中級学校の生徒らが旧正月に際し、1月20日、東京都東村山市にある国立療養所多磨全生園の同胞ハンセン病療養者たちを慰問した。
代表らは、総聯が昨年末に展開した「サランの募金」運動で寄せられた募金の一部で用意したカクテギと柚子茶、サムゲタン計50㎏の慰問品と、西東京第1初中、西東京朝鮮第2初級学校の生徒たちが送った年賀状を伝達した。
また、西東京第1初中の初級部6年生たちが歌とリコーダー合奏「故郷の春」を披露した。同胞療養者たちは、ほほえましい表情で「孫たち」を見つめ、温かい拍手を送った。
同胞療養者たちにとって、朝鮮学校の子どもたちや同胞たちとの出会いは、心に秘めたいろんな話を分かち合える精神的な慰労の場になっている。
同胞療養者たちは、自身が歩んできた人生を振り返りながら、同胞たちがいつも助けてくれることについて謝意を示しながら、「今日は、かわいい子どもたちと共に写真まで撮れて、とても感激し胸がいっぱいだ」と語った。
(西東京支局)