〈発掘!ウリハッキョ自慢 7〉コンピューター授業/名古屋初級
2018年03月20日 10:32 民族教育皆が情報社会の主人公に
タワーズに大ナゴヤビルディング、ミッドランドスクエアにモード学園…その裏側ではリニアモーターカーの開発が急ピッチに進む名古屋駅。そこから徒歩10分の所に位置する名古屋初級の4階の講堂に上がれば、その窓からは、ビューンと突っ切る新幹線も眺められる。戦後まもなく始まった愛知県での民族教育。愛知第1、2、3、4、8、9、10初級が統廃合を繰り返しながら、2000年、愛知第一初級の跡地であるこの一等地に名古屋初級は創立された。
民族教育を吹き荒らす冷たい風が厳しい中でも、21世紀の情報社会の主人公となる子どもたちがより良い未来を築けるようにという保護者たちや教員、同胞たちの思いから始まったのが、今回紹介するコンピューターの授業だ。