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10年後、20年後に花開く取り組み/平壌ワークショップ、今年も開催

2017年09月15日 14:58 共和国 民族教育

【平壌発=黄理愛】東京都内と関東地域の朝鮮学校に通う児童・生徒が訪朝し、平壌市の小学生と絵画による交流を行う平壌ワークショップが今年も開催された。子どもたちは大同江区域綾羅小学校と西城区域長慶小学校で共同の絵画制作に取り組んだほか、展示会、文化公演、キャンプなど様々な催しを楽しんだ。

一緒に絵を描く朝鮮学校の児童と長慶小学校の児童たち

絵の中でこんにちは!

平壌ワークショップが始まったのは2005年。絵画交流を通じて友情と平和の気持ちを育てようという趣旨で01年から続けられている「南北コリアと日本のともだち展」から派生した取り組みだ。今年は9人の児童・生徒らが参加した。

8月26日、長慶小学校で共同制作が行われ、長慶小からは16人の児童が参加した。子どもたちはこの日が初対面。互いに緊張しながらも自己紹介をし、グループに分かれて席につく。

黒板に7枚の絵画が掲示されると、平壌ワークショップに当初から携わっている金聖蘭先生(東京第5)が説明を始めた。「ここにある絵は、日本人の子ども、朝鮮学校の子ども、中国に暮らす朝鮮族の子ども、南朝鮮の子どもたちが描いたものです」。

動物園や川辺、夜の道など、多彩な場面が描かれている。中には、今回の平壌ワークショップ参加者の一人、梁美佑さん(東京第1、初6)が過去に描いた作品もあった。

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