平和のため市民が声を/伊藤孝司氏講演
2018年01月19日 13:52 共和国「米朝危機の根原は米国にある」
NPO法人世界ヒバクシャ展の主催で、緊急企画「北朝鮮 もう一つの視点/日本初公開の朝鮮戦争記録映像上映&伊藤孝司氏講演」が昨年12月16日に開かれ、会場となった都内の会議室には、約100人の参加者が詰め掛けた。場内はマット席や立ち見が出るほど熱気に包まれ、人々の関心の高さを伺わせていた。
37回の朝鮮取材
伊藤孝司さんは、フォトジャーナリストとして広島、長崎で被爆した朝鮮人をはじめ、日本軍性奴隷被害者など、日本の植民地支配や戦争によって被害を受けたアジアの人々への取材を長年にわたり続けている。朝鮮での取材は92年の初訪朝以来37回。韓国には45回、アジア諸国での取材は200回におよぶという。