朝鮮学校取り巻く情勢学ぶ/東京中高学区教育研究集会
2017年06月29日 14:34 民族教育東京中高(高級部)を学区とする朝鮮学校教員たちの教育研究集会が、6月24日、東京中高で開かれた。東京、埼玉、千葉から180人余の教員および関係者が参加した。
集会ではまず、朝鮮大学校の李柄輝准教授が、朝鮮半島を取り巻く最近の情勢について講演した。
李柄輝准教授は、金正恩委員長が示す朝鮮の国家戦略をはじめ、米、中、日、露など関係国と南朝鮮の動きを分析。朝鮮のこうした方針が、90年代に崩れかかった東西のパワーバランスを補い戦争を食い止める役割を果たしたと説明した。