朝鮮の自衛的選択の正統性を強調/朝鮮外務省備忘録
2017年04月10日 16:49 共和国朝鮮外務省は6日、「米国の反共和国戦争策動と我々の選択」と題する備忘録を発表した。
備忘録では米国による政治、軍事、経済的圧迫と挑発行為の度数が危険ラインをゆうに超えたとし、朝鮮半島情勢を戦争勃発の危機にさらしている米国の責任、それに対処する朝鮮の自衛的選択の正統性とその合法性を明白に示した。
備忘録は3つの章で構成されている。
備忘録は第一に、朝鮮は、米国とその追随勢力が重大な挑発行為を強行するたびに、それが朝鮮に対する戦線布告となるということをこれまで数十回にわたり警告しており、挑発行為によって招来する結果に対しては挑発者たちが全責任を負わなければならないと強調した。
第二に、米国が追従勢力をかき集め強行している極悪な圧殺策動は普遍的な国際法規範に照らしてみるとき、それらに違反する明白な戦争行為、戦争犯罪であると指摘した。
第三に、朝鮮は、米国が強行している実践的で全面的な侵略策動、戦争策動に対処し、先制打撃でそれを破壊する合法的な権利を保有していることを強調。朝鮮半島で戦争が勃発した際、その責任は誰が先制打撃をしたかにかかわらず、朝鮮に対する敵対視政策を絶えず強めてきたあげく、おびただしい核戦略資産と特殊作戦手段を投入して、火の元をつついた米国が負うべきであると指摘した。
備忘録は、国際社会は米国の侵略策動によって朝鮮半島に醸成された厳重な事態を直視し、それに対する朝鮮の自衛的選択を尊重しなければならないとした。
(朝鮮新報)