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同胞選手3人が出場へ、審判員も/第13回東アジア空手道選手権大会

2026年04月09日 15:00 スポーツ

愛知アジア大会のプレ大会

4月25、26日にかけて愛知で開催される第13回東アジア空手道選手権大会に、同胞選手3人が朝鮮代表として出場する。同大会は、9~10月に愛知・名古屋で行われる第20回アジア競技大会・空手競技のプレ大会に位置づけられており、会場も同じ豊橋市総合体育館となる。

今大会に朝鮮代表として参加する代表団は、在日本朝鮮人空手道協会の金秀明会長、宋修日理事長(東アジア空手連盟・常任理事)、選手3人、審判3人で構成される。

鄭世梨選手

女子シニア組手61キロ以下級に出場する朝鮮大学校出身の鄭世梨選手(24)は、朝鮮代表として数々の国際大会に出場してきた。

東アジア空手道選手権大会では、第11回(24年5月、中国)、第12回大会(25年4月、中国)と2年連続で銀メダルを獲得。24年9月の第20回アジア空手道選手権大会(中国)では4位に入賞し、同胞選手として初めてアジアクラスの大会で組手4位の成績を残した。さらに、25年10月のWKF(世界空手連盟)世界選手権大会・予選大会(フランス)にも出場し、世界ランキング上位選手らとの対戦を通じて経験を重ねた。

鄭世梨選手(右)は昨年4月の東アジア空手道選手権大会で2年連続となる銀メダルを獲得した。(写真は決勝戦、アジア空手連盟)

愛知・名古屋アジア大会を目標に掲げてきた鄭選手は、今大会について「本番を見据えた実戦の場になる」としたうえで、「日本開催の国際大会に出場するのは初めて。応援してくれる同胞たちに試合の様子や結果を直接届けられる貴重な機会だ。3大会連続での決勝進出を目指し、全力で臨みたい」と力を込めた。

一方、男子シニア組手60キロ以下級の金暎洪選手(朝大4年)と、男子21歳以下組手60キロ以下級の金麗羽選手(朝大1年)は、いずれも国際大会に初めて出場する。

金暎洪選手(左)と金麗羽選手

金暎洪選手は「大学1年生の頃から朝鮮代表として国際大会に出場することを目標としてきただけに、身の引き締まる思いだ。上位進出を目指し、後輩たちの目標となれるよう全力で臨みたい」と意気込みを語った。

金麗羽選手は「朝鮮代表としての誇りを胸に戦い、日々積み重ねてきた練習の成果を発揮したい。次世代の選手として、在日朝鮮空手界に新たな希望をもたらしたい」と語った。

また代表団には、空手道協会の崔慧瑛審判部長、金明花さん、呉樹晶さんが含まれている。

崔部長は、24年にアジア空手連盟の審判資格(KUMITEジャッジB)、昨年に同ジャッジAを取得。これまでに24、25年の東アジア選手権大会、2025年9月のアジアカデット・ジュニア・U21空手選手権大会、同11月の東京2025デフリンピック空手競技などで国際大会の審判員を務めた。今大会前日に行われるKATAジャッジBの試験に合格すれば、組手に加えて形の審判としても参加する予定だ。

金さんと呉さんも、大会前日に行われるKUMITEジャッジBの試験に合格すれば、大会審判団に加わる。

(李永徳)

 

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