〈DS取材班〉“よみがえる青春、問い直す原点”/朝大政治経済学部の各地同窓会「小平会」
2026年03月25日 07:00 DS取材班
「朝鮮大学校創立70周年と関連した連載を通じて、政治経済学部の卒業生たちの集い『小平会』が各地で結成されていることを知った。その動きは、同窓会活動の新たなヒントになるようにも思える。どのような経緯で結成され、どのような活動が行われているのか」ーこんな疑問が、朝鮮新報のLINE公式アカウントを通じて寄せられた。CFが持つ可能性を探るため、各地の取り組みを取材した。▶︎DS(DIGITAL SINBO)取材班の特設ページは、こちらからご覧いただけます。
朝鮮大学校創立70周年に向けた取り組みが進む中、政治経済学部卒業生による地域同窓会「小平会」が各地で相次いで誕生している。岡山を皮切りに、東海、埼玉、西東京、関西、北海道などへと広がる同会は、卒業生同士を世代の垣根を越えて結びつける新たなネットワークとして役割を担っている。
世代を超えた一体感
政治経済学部同窓会は2023年8月の総会を機に第7期に入り、姜泰龍会長(59、学部31期)をはじめとした新役員体制のもと、卒業生の結束強化や学生支援、教育環境改善に取り組んできた。こうした活動の中で生まれたのが「小平会」だ。背景には、第6期にコロナ禍で十分に進められなかった地域活性化への課題意識があった。
岡山出身である姜泰龍会長は、副会長時代に「地方にいると同窓会の活動が見えにくい」という現状を実感。金奉吉前会長の思いを引き継ぎ、地域に根差した新たな形を模索する中で、小平会の構想が芽生えた。各地に拠点を持つ他大学の同窓組織の存在もヒントになったという。
地域を拠点に卒業生同士の絆を深めていこうと、まずは地元・岡山で試験的に小平会を発足。朝大のための募金集めを目的とせず、あくまで交流と連帯の強化に軸足を置いた。
23年12月に行われた岡山小平会の発足会では、同年に朝大を卒業した20代前半から60代までが一堂に会した。自己紹介に始まり、それぞれの時代の「朝大あるある」
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