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〈女子アジアカップ2026〉朝鮮代表、初戦へ万全の準備/李誠雅選手にも期待

2026年03月02日 09:00 スポーツ

AFC女子アジアカップ2026のグループステージ初戦に向けてトレーニングに励む朝鮮代表選手たち。後列右から2番目が李誠雅選手(写真はすべて在日本朝鮮人蹴球協会提供)

AFC女子アジアカップ2026(3月1~21日、オーストラリア)に参加する朝鮮代表が、3月3日11時(日本時間)から行われるグループステージ初戦・ウズベキスタン戦に向けてトレーニングに励んでいる。代表メンバーには、大阪朝高出身でサンフレッチェ広島レジーナ所属の李誠雅選手(26)が選ばれている。

朝鮮代表は、12チームが3組に分かれて争うグループステージでウズベキスタン、バングラデシュ、中国と同じグループBに入った。各組上位2チームと成績上位の3位2チームが決勝トーナメントに進出する。

朝鮮代表に帯同する在日本朝鮮人蹴球協会の申載南事務局長によると、代表チームは初戦を控え、滞在地シドニーでリラックスした雰囲気の中、コンディション調整に取り組んでいる。練習後に宿泊地へ戻るバスの中では歌も飛び交い、チームの雰囲気は上々だという。

2月28日に行われたアジアサッカー協会(AFC)による到着記念ミーティングでは、大会レギュレーションや競技規則が確認されたほか、朝鮮選手団に記念品が贈られた。

3月1日には在豪同胞が朝鮮選手団を歓迎するため食事会を開き、和やかな雰囲気の中で交流が深められた。

2月27日にチームに合流した李誠雅選手も、チームに溶け込んでいる。今回の代表には、 李選手が過去に年代別代表で共にプレーした選手が何人かいる。

李選手は朝鮮代表の一員として、16年9月のFIFA U17女子ワールドカップで優勝し、17年1月の代表合宿にも参加。今大会の代表選考を兼ねた中国での事前合宿にも加わり、着実に準備を重ねてきた。

フォワードとして出場が見込まれる李選手には、攻守両面での貢献が求められている。

前線からの積極的な守備でチームを支えながら、攻撃では起点となるプレーに加え、裏のスペースへ果敢に抜け出す動きや、1人で局面を打開する突破力が期待される。高さを生かしたヘディングも高く評価されている。また、周囲とのコミュニケーションを密にし、コンビネーションで攻撃を組み立てることも重要な役割となる。

今大会の上位6カ国には、来年ブラジルで行われるFIFA女子ワールドカップへの出場権が与えられる。李選手は幼い頃から「朝鮮代表としてのW杯優勝」を夢としてきただけに、モチベーションはさらに高まっている。

李選手は今大会に臨むにあたり、「国家代表としての責任、そして同胞代表としての自覚を胸に、在日同胞に同胞選手が頑張っている姿を示したい」と意気込んでいる。夢の実現へ向けた舞台で、存在感を示せるか。大会での活躍が注目される。

(李永徳)

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