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「愛と闘いの人 清水澄子さん」を語る/女性団体の主催で講演会

2026年01月30日 10:24 社会

朴日粉さん(朝鮮新報社元編集局副局長、ジャーナリスト)による講演会「日朝友好に命を捧げた清水澄子さん」が昨年12月7日、「朝鮮・韓国の女性と連帯する埼玉の会」の主催によりさいたま市内で行われた。

日本人のみならず女性同盟中央、埼玉県本部、栃木県本部からも参加があった。

朴さんは2009年4月からの半年間に月1、2回、闘病中の清水澄子さん(元社民党副党首)宅を訪問して聴き取りをし朝鮮新報に連載した。その記事をまとめ21年に「清水澄子 愛と闘いの生涯」を出版している。

講演会「日朝友好に命を捧げた清水澄子さん」が行われた

講演会で朴さんは、日朝友好、国交正常化をめざし心血を注いだ清水澄子さんの足跡をスライドで紹介しながら解説した。

特筆すべきは、1990年代に朝鮮・韓国・日本の女性代表らが軍事境界線を越えて一堂に会し「アジアの平和と女性の役割」のセミナーを東京、ソウル、平壌、東京と計4回も実現させたことである。

平壌での第3回目セミナーでは、金日成主席が女性代表たちと会見した。

主席を中央にして左側に三木睦子・アジア婦人友好会会長(三木元首相夫人)、右側に清水澄子さんらの写真が映し出された。

また、東京での開催で女性代表たちと会う小渕元首相との写真などから重大なイベントだったことをうかがい知ることができた。

この国際セミナーだけではない。「従軍慰安婦」問題、戦後補償問題、そして阪神・淡路大震災で被災した朝鮮学校の再建にも奔走し「激甚災害法」への適用、私学並みの助成金の交付を実現させたことなどもあげた。

講演後、清水澄子さんと共に訪朝したこともある坂本洋子さん(日朝友好女性ネットワーク代表)からは、「訪朝のため新潟港で『万景峰』号に乗船する際、右翼のデモに阻まれた時に清水澄子さんは『かえって闘志が沸くわね』と全く動じなかった」というエピソードも報告された。

参加した日本の若者は「失敗して元々という精神で挑戦する清水澄子さんの話からパワーをいただいた」と感想を述べた。

清水澄子さんが切り拓いた道を、遺志を受け継いで、日朝友好のために弛まず歩き続けることを心に刻む講演会となった。

【朝鮮・韓国の女性と連帯する埼玉の会】

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