安定した電力確保へ/両江道で太陽光発電所が新設
2026年01月23日 07:00 経済14日付労働新聞によると、両江道金亨権郡の把撥里地域に数千kW規模の太陽光発電所が新たに建設された。この発電所は、両江道に数万kW規模の太陽光発電能力を整備する計画の第一段階として建設されたものである。
建設にあたり電力工業省は、日射条件の良い場所を選び、発電能力の整備を進めた。また、太陽光パネルの性能向上に関わる技術的な課題を一つずつ解決するとともに、設置作業を並行して行った。今回、数千kW規模の太陽光発電所が完成したことで、電力生産を安定的に高めていくための新たな基盤が築かれた。
朝鮮では水力発電を中心に、太陽光や風力、地熱など、自然エネルギーを活用した電力生産に力を入れている。今回の発電所建設も、そうした取り組みの一環である。発電所の建設にとどまらず、個別の機関や企業所、住民世帯でも、各自で太陽光電池パネルを設置し、電力確保に取り組む動きが広がっている。
昨年発表された国連の報告書によると、太陽エネルギーによる発電は、化石燃料による発電と比べてコストが約41%低い。国際エネルギー機関(IEA)も、太陽エネルギーを利用した発電が、現在では世界のほとんどの国で最も安価な発電方法になっていると分析している。
朝鮮では、2013年に再生エネルギーの開発と利用を促す「再生エネルギー法」が採択され、翌年には国家科学院に自然エネルギー研究所が設置された。同研究所が設立当初に策定した長期研究目標では、44年までに自然エネルギーによる発電能力を500万kW規模に拡大する方針が示されている。
(朝鮮新報)