先進的な熱処理技術を開発/金日成綜合大学で
2025年12月30日 08:00 経済金日成総合大学で機械工業部門に導入する先進的な熱処理技術を独自に開発した。
この技術を使えば、歯車のような外見が複雑な機械・器具の部品の表面熱処理を均一に行うことができ、高価な合金鋼材料を使わなくても品質をはるかに高めることができる。
今回、開発された熱処理技術は、金日成綜合大学航空宇宙科学部の科学者たちが、国家が示した科学技術発展課題を遂行する過程で開発された。研究者たちは互いの力と知恵を合わせながら、数十回の現場試験を行い、先進的な熱処理技術を開発導入する上で提起されるさまざまな科学技術的問題を解決した。
新たな熱処理技術を使えば、高価な歯車用合金鋼材料を使わずに一般的な炭素鋼で質の高い歯車を生産できる。
歯車の製作においては、従来に比べて生産原価は1/2、電力消費は1/30以下で、労力を1/10程度に減らしながらも、生産性は2倍以上高めることができる。また、環境汚染が少ない。
新たな熱処理技術は、機械を生産する工場、企業関係者たちの関心を集めている。
(朝鮮新報)