地方発展プロジェクト、続々と結実／2025年、朝鮮の経済成果

朝鮮は今年、朝鮮労働党第８回大会（２０２１年１月）で示された国家経済発展５カ年計画（21～25年）を完結させるため、人民経済の各部門で課題遂行に積極的に取り組んだ。その結果、今年の経済発展目標が達成され、５カ年計画が予定通りに完遂された。

各地の市・郡で建設進展

党中央委員会第８期第11回総会拡大会議（24年12月）では、党第８回大会が示した人民生活に実際の変化をもたらすという基本課題において、よりはっきりした成果を収めることが25年の課題に挙げられた。これに沿って今年は、人民経済の主要部門における設備や施設の近代化、技術インフラを補強する活動が最終段階に入り、次の段階（26年～）の発展目標遂行に着手できる条件が整えられた。

今年は農産作業の機械化率を前年比で２％以上増加させ、昨年より高い穀物収穫量を記録した（労働新聞）

こうした変化は、人民生活と直結する分野で明確な成果として現れている。代表的な例が農業部門である。