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朝鮮人民軍工兵連隊が帰国/ロシア・クルスク州で任務遂行

2025年12月18日 08:00 軍事

朝鮮人民軍第528工兵連隊の歓迎式が4・25文化会館広場で行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)。

ロシア西部のクルスク州に派遣された朝鮮人民軍第528工兵連隊の指揮官、隊員らが任務を遂行し、朝鮮に帰国した。12日には金正恩総書記の参席のもと、工兵連隊の歓迎式が4・25文化会館広場で行われた(写真、朝鮮中央通信=朝鮮通信)。この日は、工兵連隊の帰国を祝う公演と宴会も行われた。

朝鮮はロシアと結んだ包括的戦略パートナーシップに関する条約(昨年6月締結、同12月発効)の軍事条項に基づき、ウクライナ軍の越境攻撃を受けたクルスク州に人民軍部隊を派遣し、クルスク解放作戦に大きく貢献。さらに、8月初旬には第528工兵連隊をクルスク州に派遣し、地雷撤去などの任務にあたった。

タス通信によると、ロシア安全保障会議のセルゲイ・ショイグ書記長は6月17日の訪朝後にメディアを通じて、「朝鮮指導部がクルスク州復興支援のため、戦闘工兵1千人と軍事建設要員5千人を派遣することを決定した」と発表した。

ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は1114日に開いた記者会見で、「クルスク州での危険かつ困難な地雷除去作業において、朝鮮人民軍が果たした重要な役割をロシアを決して忘れない」「朝鮮の友人たちはロシアに多大な支援を提供しており、われわれはこれを高く評価している」と述べた。

また、クルスク州のアレクサンダー・ヒンシュテイン知事は自身のTelegram チャンネルで、朝鮮人民軍工兵連隊が約4万2千ヘクタールの地域から地雷を除去し、150万個以上の爆発物を破壊したと発表。そのうえで、「朝鮮の支援がなければ、ロシア国境地域は再建できない。朝鮮の支援はとても貴重なものだ」と述べた。

(朝鮮新報)

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