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平安北道に亀城市病院が竣工/平壌市江東郡に続き、「地方発展政策」の追加課題

2025年12月17日 07:00 経済

「地方発展20×10政策」亀城市病院の竣工式が行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮中央通信によると、金正恩総書記の参席のもと、「地方発展20×10政策」亀城市病院の竣工式が13日に行われた(写真、朝鮮中央通信=朝鮮通信)。

朝鮮では「地方発展20×10政策」に基づき毎年20の市、郡に現代的な地方産業工場を建設するプロジェクトが展開されている中、同政策の追加課題の一つである先進的な保健医療施設も進んでいる。

地域の人口によって4つの部門に分けて進められる市、郡での病院建設は、今年まず江東郡(平壌市東部)、亀城市(平安北道)、龍岡郡(南浦市)で行われてきた。江東郡病院は2月6日に着工し、1119日に竣工。亀城市病院は2月24日に着工し、300日足らずで竣工を迎えた。

亀城市病院は近代的な治療設備と優れた医療サービス条件を備えており、今後は保健医療近代化のモデル病院の一つとして地方の保健医療発展の手本となる経験を積むことが求められている。とりわけ、医療従事者の能力向上と医療施設・設備の適切な管理運営を通じて、地方でも質の高い医療サービスを提供できることを実践で示すことが重要な課題となっている

保健医療革命の元年と位置付けられている今年は、先進的医療拠点のモデルである平壌総合病院(10月竣工)、元山葛麻海岸観光地区の応急治療所、江東郡病院、亀城市病院、現在建設中の竜岡郡病院を含めて、6つの近代的な医療施設が誕生する。

今年に部類別で行われた病院建設の経験を総括したうえで、来年からは地方の保健医療建設を本格的に拡大していく予定だ。

(朝鮮新報)

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