“諦めムード”払拭、輝きと未来へ／四国初中創立80周年記念行事

同胞大合唱が行事のフィナーレを飾った

創立80周年を迎えた四国初中で２日、記念行事（主催＝実行委員会）が行われた。四国４県をはじめ各地から約３８０人が学校の祝福と応援のために駆けつけた。

学校創立80周年を迎えた今年を輝かしい１年にしようと、各世代の卒業生や教員、保護者たちは今年１月、準備委員会を発足。

約3カ月の準備期間を経て、4月に正式に実行委員会を立ち上げた。

学校への関心を内外から広く集めるため、教育講演会を皮切りに、同胞大運動会、チャリティーゴルフ、夕涼み会など多彩な催しを開催してきた。

実行委員会の想定を大きく上回る人々が、学校の祝福と応援のために駆けつけた

こうした取り組みが実を結び、一大イベントの記念行事には実行委員会が当初想定した２５０人を大きく上回る３８０人が来場。実行委員会の高正剛委員長（51）は式典のあいさつで、涙をこらえながら感謝を口にした。

民族教育守り抜く新しい一歩へ／四国初中創立80周年記念行事【動画】