朝鮮が女子５階級制覇、世界新10つ／ノルウェーで重量挙げ世界選手権

女子69キロ級のソン・グクヒャン選手は３つの世界新記録を樹立した。（写真はすべてＩＷＦ ＨＰ）

国際ウエイトリフティング連盟（ＩＷＦ）世界選手権大会（10月２～11日、ノルウェー・フォルデ）に出場した朝鮮代表チームが金５、銀３、銅１、計９個のメダルを獲得し、圧倒的な強さで国別メダルランキング１位に輝いた。また、世界新記録を10つ樹立し、各国の選手や観客、国際メディアの注目を集めた。

記録保持数で他国圧倒

朝鮮ウエイトリフティング代表は近年、国際大会で圧倒的な成績を収めている。

アジア大会（２０２３年９月、中国）、ＩＷＦグランプリ大会（同12月、カタール）、アジア選手権大会（24年２月、ウズベキスタン）、ＩＷＦワールドカップ（同４月、タイ）、ＩＷＦ世界選手権大会（同12月、バーレーン）で金43、銀16、銅７、計70個のメダルを獲得し、すべての大会で国別メダルランキング1位を達成。今年５月のアジア選手権大会（中国）では少数精鋭ながらも４選手全員が金メダルを獲得した。朝鮮はこの６大会で32の世界新記録を樹立。記録・実績共に朝鮮代表は「世界最強」の地位を確立している。