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演説で対米対韓立場を表明/最高人民会議第14期第13回会議

2025年10月10日 08:00 総書記の活動

最高人民会議第14期第13回会議が平壌の万寿台議事堂で行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮中央通信によると、最高人民会議第14期第13回会議が9月20〜21日に平壌の万寿台議事堂で行われ、金正恩総書記が2日目会議で演説した。

総書記は演説で、朝鮮半島と周辺の情勢推移を分析しながら、朝鮮政府の原則的な対米・対韓立場を表明した。

総書記は、米国と韓国が口にする朝鮮の「非核化」について言及。朝鮮の核保有が国内の最高法に明記されていることについて触れ、違憲行為にあたる「非核化」は絶対にありえないと断言した。一方で、もし米国が非核化への執念を捨て、現実を認めることに基づいて朝鮮との真の平和共存を望むなら、朝鮮も米国と向き合えない理由はないとし、私はいまなお個人的にはトランプ大統領に対する良い思い出を持っていると述べた。

総書記は、韓国はあらゆる分野が米国化した植民地属国、異質化した他国だとし、完全に相克するふたつの実体の「統一」とは究極的に一方が消えない限り成立しえないと指摘。統一は断じて不要だと強調し、われわれは朝鮮と韓国が国境を隔てた異質で、決して一つになりえない二国家であることを国法で固定化すると述べた。

(侑)

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