金剛山歌劇団2025年アンサンブル公演「心ひとつに」/神奈川公演
2025年10月09日 13:58 文化
995人が公演を観覧した
神奈川県商工会結成75周年を記念する金剛山歌劇団2025年アンサンブル公演「心ひとつに」が9月24日、横浜関内ホールで行われた。
同公演実行委員会の姜正美委員長(神奈川県商工会会長)をはじめとする商工会役員と県内外の同胞や日本の市民995人が会場を埋め尽くした。総聯中央の南昇祐副議長、総聯神奈川県本部の高行秀委員長らが席をともにした。
昨年から県商工会常任理事会会議で75周年行事の企画について討議を重ね、今年6月に実行委員会を立ち上げ、わずか1カ月で全席指定の前売り券を完売した。
当日は、歌劇団本公演に先立ち、県内の朝鮮学校の児童・生徒たちによる特別公演が披露され、実行委員会からは子どもたちの健康と安全を目的として県内の学校にそれぞれ空調設備などが寄贈された。
オープニングの新作舞踊「オブッチュム」からフィナーレの農楽舞まで金剛山歌劇団の圧巻の舞台に会場は終始沸いていた。
金剛山歌劇団の公演を始めて観覧したという日本の方からは、「生徒たちの公演から幕を開け、最後の演目まで、感動と興奮で胸がいっぱいになった」とし、「出演者たちの素晴らしい舞台と、観客の暖かい声援が一体となった、タイトルどおり『心ひとつ』になった公演だった」と感想を述べた。
【実行委員会】