〈関東大震災朝鮮人虐殺102年〉埼玉・北部の3カ所で追悼行事
2025年09月05日 11:59 歴史過去と真摯に向き合い

本庄市、上里町、熊谷市が追悼行事を執り行った(写真は熊谷市)
埼玉県・北部地域では1日、本庄市、上里町(児玉郡)、熊谷市の3カ所で、関東大震災朝鮮人虐殺犠牲者を慰霊する追悼行事が、各市・町の主催のもと執り行われた。
行事には、市・町の代表者ら、総聯中央・権利福祉局の任京河局長、総聯埼玉県本部の李昌勇委員長、総聯北部支部の河皓容委員長をはじめとした同胞たちと、県・市議会議員など日本市民らが参列した。
102年前、震災直後から「朝鮮人が暴動を起こしている」「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などの流言が広がり、「不逞鮮人」狩りが始まった。県北部では、熊谷市(57人)、本庄市(86あるいは87人)、児玉郡上里町(42人)などで同胞が虐殺された。