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事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 馬渡記念碑

2025年09月26日 09:00 歴史

【所在地】 福岡県大牟田市馬渡 馬渡第一公園内

【建立日】 1997年3月1日

【建立者】 福岡県朝鮮人強制連行真相日・朝合同調査団、大牟田市、三井石炭鉱業株式会社三池鉱業所

第2次世界大戦時、三井炭鉱では強制連行された数千人の朝鮮人が過酷な労働を強いられ、そのうち約200人が「馬渡社宅」に収容されていた。1989年、「馬渡社宅」51棟の押入にかれらの望郷の念がこめられた壁書が、市民グループ「強制連行の足跡を若者とたどる旅」により発見された。市と三井石炭鉱業に対して「壁書」の保存を要請し、記念碑が建立された。費用の一部は三井石炭鉱業が負担し、管理は市が行っている。

(朝鮮新報)

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