豆満江ビアホールがオープン/国境都市・羅先市で
2025年09月11日 08:00 共和国国境都市である羅先市で豆満江ビアホールがオープンした。
豆満江ビアホールは、平壌の林興通りにある和盛大同江ビアホールのような立派なビアホールを各道所在地に建てる朝鮮労働党の構想の一環として、地方の人民たちも首都市民たちと同じように豊かな生活を謳歌できるように建てられた。
外観は、泡があふれ出すビールジョッキと豆満江ブランドのビール瓶を模した巨大オブジェが建物の両側に組み込まれていて、ひときわ目を引く(写真、朝鮮中央テレビのキャプチャ)。
店内には、テーブル席、カウンター席、団体客の利用も可能な個室などがあり、壁にはスクリーンが、天井には色とりどりに発光するミラーボール型ライトが設置されている。また、レンガ調の壁やシャンデリアが上品な雰囲気を演出。棚には豆満江ビールがずらりと並び、ビールサーバーも備えられている。
開業式には、羅先市党委員会のシン・ヨンチョル責任書記、市人民委員会のシン・チャンイル委員長、市の活動家と勤労者が参加した。開業式の後、参加者たちは現代的なビアホールを見て回った。
新しくオープンした豆満江ビアホールは、羅先リョンソン総合加工工場で生産したさまざまなビールを楽しむ人たちで連日にぎわっている。
豆満江ビールは、2020年11月に竣工した羅先ビール工場で生まれた銘柄で、現在は主に羅先リョンソン総合加工工場で麦芽と白米を主原料として水質に定評のある地元の水を用いて醸造されている。
(朝鮮新報)