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未来のエンジニアが集結/NKLaboが主催の第1回ロボコン大会

2025年09月12日 09:00 民族教育

初代王者目指して熱戦

未来のエンジニアたちが集結

NKLaboが主催する「第1回 NKLaboロボット大会サマロボ」が8月9日、京都初級で行われた。東は東京から南は九州まで、各地の朝鮮学校児童14人が自作のロボットを持参し、熱気あふれる競技を繰り広げた。

NKLaboは「朝鮮学校の子どもたちが持つ潜在能力を開花させること」を目的として、2018年に滋賀や京都の朝鮮学校でのプログラミング授業を皮切りに活動を開始した。メンバーには朝鮮学校の卒業生や教員、大手メーカーのエンジニア、起業家や個人事業主などが名を連ね、授業に加えて教材作成や社会人向けの勉強会など幅広い取り組みを展開している。

児童たちは自作のロボットを操作した

23年には、初めて「ロボコン体験会」を開催。これは、19年から日本の小学生を対象に始まった「小学生ロボコン」(主催=NHK、朝鮮学校の児童も出場可能)に着想を得て、「ウリハッキョの児童たちもここに出場する機会を作れないか」(NKLaboメンバー・朴賢憲さん、47)との議論を重ねて実現したものだ。体験会には10人の児童が集まり、初めてロボット制作に挑戦。翌24年には体験会をさらに発展させ、北海道・東京・京都をオンラインで結んだ3会場同時開催を実現した。

そして迎えた今年、体験会は正式なロボット大会「サマロボ」へと発展した。

NKLabo代表の李春秀さん(38)は

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