青春の思い出を振り返る/朝鮮大学校連合同窓会‐広島‐
2025年09月02日 17:16 暮らし・活動
「朝鮮大学校連合同窓会‐広島‐」が行われた。
広島出身及び広島居住の朝大卒業生による「朝鮮大学校連合同窓会‐広島‐」が、8月19日にリーガロイヤルホテル広島にて行われた。広島から初めて朝大同窓会会長に選出された李英一氏の意向を後輩たちが汲み取り、1年にわたり準備を重ね、この日100人近くの参加者が集まった。
同窓会は、「朝大生活を思い出そう」との呼びかけから、朝点検の定番「人民保健体操」の音楽が鳴り響き、いきなり参加者全員で体操を始めるサプライズオープニングで始まった。
実行委員会の共同代表の姜健姫さん(師範教育学部保育科26期)と李秀福さん(歴史地理学部33期)、来賓を代表して理工学部の李景洙学部長があいさつをした。
広島朝高同窓会長の乾杯スピーチの後、現役朝大生たちによる小公演が披露された。
朝大生たちの流ちょうなウリマル、高い芸術性、何より澄んだ力強い眼差しは、参加者たちに学生時代を思い出させ、同時に力と勇気を与えた。
朝大創立70周年事業の説明に続き、学部別卒業生の紹介とスピーチが行われると、場内は爆笑と拍手喝采が起こった。
参加者たちは懐かしい大学時代を振り返りながら、思い出を語り合い、感動と笑顔の絶えない時間を過ごした。
朝大同窓会の李英一会長が締めのあいさつをし、参加者全員で朝大卒業式で歌う「木蓮の花が咲くとき」を合唱した。
また、政治経済学部卒業生の女性が、100万円を朝大創立70周年に向けて行われている学生寮建設に寄附すると宣言するなど、今回の同窓会は募金事業に拍車をかける重要な契機となった。
参加者たちは、青春の思い出と自負と使命感、そして若さとエネルギーを取り戻すと同時に、大学創立70周年を自分たちが中心となり盛り上げて行く覚悟と決意を新たにした。
【実行委員会】