多彩な住宅、施設備えた漁村に／楽園郡浅海養殖事業所が完工

朝鮮東海岸に位置する咸鏡南道楽園郡で浅海養殖事業所と漁村文化住宅地区が完工した。（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

８月27日発朝鮮中央通信によると、朝鮮東海岸に位置する咸鏡南道楽園郡で浅海養殖事業所と漁村文化住宅地区が完工した（写真、朝鮮中央通信＝朝鮮通信）。

「地方発展20×10政策」が実行されている朝鮮では、海に面した市、郡が海洋資源を最大限、効果的に活用して発展するモデルづくりが進められてきた。昨年12月末に咸鏡南道新浦市で浅海養殖事業所が浅海養殖業のモデルとして完工した。

今年２月に浅海養殖事業所の建設がスタートした楽園郡は、全国的に最も小さい郡に属し、経済的土台も脆弱であるなど、「全国的に最も立ち遅れた地域」とされてきた。しかし、着工からわずか１９０余日の間に、先進的な浅海養殖事業所の生産施設、多彩な形態の低層、平屋の住宅、サービス施設を併せ持つ、特色ある漁村に生まれ変わった。

楽園郡浅海養殖事業所は、昨年12月の朝鮮労働党中央委員会第８期第11回総会で決定された今年の重要地方建設政策対象。事業所の統合制御室、原料前処理場などの生産施設では、すでに技術的な連動試験を終えている。竣工式は近日中に行われる予定だ。

（朝鮮新報）