事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 朴二東慰霊之碑
2025年08月01日 09:00 歴史【所在地】 高知県幡多郡大月町
【建立日】 1995年2月5日
【建立者】 慰霊碑建立委員会
柏島線の道路は、1944年12月に防衛道路として着工、翌年3月に完成した。この工事には約40人の朝鮮人が強制連行され、断崖絶壁の最も危険な工区に従事した。45年2月5日、作業中の爆発事故により朴二東氏が犠牲になった。朴氏は妻を残したまま、再び故国の土を踏むことなく、望郷の念を胸に27年の生涯を閉じた。碑は50周忌にあたり御霊の安らかならんことを祈るとともに、恒久の朝・日親善友好を祈念し建立された。
(朝鮮新報)