つなぐ歴史的勝訴の記憶/高校無償化裁判歴史的勝訴8周年記念集会
2025年08月05日 09:40 民族教育講演、ディスカッション、リレートークから

歴代のオモニ会の会長が舞台に上がった
「高校無償化裁判歴史的勝訴8周年記念集会-次世代に渡す希望のバトン」(7月28日、東成区民センター)では、講演やパネルディスカッション、リレートークが行われ、参加者たちは無償化裁判の歩みを振り返りながら、未来へ希望のバトンをつなぐ誓いを新たにした。
民族教育の正当性を判断
集会で、基調講演「植民地主義克服のための『希望のバトン』」を行った同志社大学の板垣竜太教授は、大阪地裁判決を民族教育の歴史的営為の正当性を認めた画期的な判断と位置づけ、植民地主義の克服に向けたたかいの意義について語った。一方で、「排除的レイシズム」と「包摂的レイシズム」を挙げながら、「朝鮮学校を(公的制度から)排除する動きは排除的レイシズムであり、『日本の学校と同じなら認めてもよい』という声は包摂的レイシズムにあたる」と、