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〈第22回ヘバラギカップ〉5~6日に東京で

2025年08月01日 09:00 スポーツ

男女14校がエントリー

「第22回ヘバラギCUP―在日朝鮮初級学校学生中央バスケットボール大会」が5~6日に駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(東京都世田谷区)で開催される。

今大会には14校がエントリーし、男子5チーム、女子12チームを構成する。(7面にチーム紹介)。男子部門では5チームを2つのグループに分け、総当たり戦を行った後、各グループの1,2位が決勝トーナメントに進む。女子部門では12チームを4つのグループに分け総当たり戦を行う。各グループを1位通過したチームによるトーナメントで王者を決める。また、今年も男女ともに各チームのサブ選手による合同チーム「ヘバラギ」が参加する。

男子部門で栄冠を手にするのは、大会二連覇を狙う名古屋か、それとも東京勢が牙を剥くのか。また今年初めて合同チームを組む東京第1,西東京第2にも活躍が期待される。

女子部門では、去年の覇者名古屋の完成度に期待が高まる。または東京予選会優勝の東京第5、県予選会優勝の横浜にも目が離せない。東京第5が悲願の初優勝となるか、それとも横浜が昨年準優勝の雪辱を晴らすのか。

大会事務局では、選手と観覧に訪れる保護者たちへ熱中症と観戦マナーの徹底を呼びかけている。

(尹佳蓮)

対戦表

男子

女子

大会の展望

今大会は、バスケ聖地ともいえる駒沢体育館で、子どもたちの体力と全般事情を考慮し、2日間の日程で開催される。

男子の部では、新人戦で2勝し、シード権を獲得した東京第3のチームバランスが良いといえよう。センター陣の高い打点のジャンプシュート、リバウンド支配率はトップクラスといえる。合同チーム編成により5チーム(4チーム+各校のサブ選手による合同チーム「ヘバラギ」)での争いとなるが、合同チームならではの醍醐味がある。東京第1・西東京第2の合同チームにも期待が高まる。名古屋が連覇するのかも注目される。

女子の部では、東京予選で初めて1位通過した東京第5が、ヘバラギ本戦でどこまで実力を発揮できるのかが見どころ。メンバーが少ない分リスクも多いが、悲願のメダルをねらう。県予選1位、昨年度の雪辱を晴らしたい横浜が、「優勝」に狙いを定め、持ち味のハードディフェンスとスピード感あるオフェンス精度を磨いてくる。全チームが大会までにチーム力を上げてくることは間違いない。去年の覇者名古屋の完成度にも期待が高まる。どこが勝ってもおかしくない混戦模様、激戦が期待される。

(大会事務局)

事務局からのお願い

駒沢体育館は、中体連や高体連大会でも、上級試合を開催する体育館です。サポーターズマナーとルールを厳守しましょう。昨今、国内でのサッカー競技終了後に、サポーターが観客席のごみ清掃を自発的に行い、海外チームの観客がとても感心しているとのこと。昨年、国立競技場での朝・日戦でも、同じ光景が広がりました。各チーム、各自がゴミなど必ず持ち帰り、アディショナルタイム活動にならないように、優秀選手ならぬ、「優秀サポーター」を目指してみてはいかがでしょうか。また、体育館は涼しくても、日中は猛暑なので、服装にも気を付けてつつ、素晴らしい大会にするために、保護者サポーターのご理解とご協力を心よりお願いいたします。

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