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“共に乗り越える力を”/朝日大学生友好ネットワーク20周年、卒業生が座談会

2025年07月08日 07:00 交流

朝日・日朝大学生友好ネットワーク(以下、ネットワーク)20周年記念行事(5日、朝鮮大学校)の第1部では、過去にネットワークで活動した李慧仙さん(29)と藤田裕喜さん(42)による座談会が行われた。

過去に朝大生としてネットワークの活動に励んだ李慧仙さん(左)

李さんは、思い出深い活動の中から、2017年8月にネットワークの日本の大学生2人と共にした朝鮮訪問について紹介。周囲の反対を押し切って朝鮮訪問を決心した日大生たちは、朝鮮に滞在しながら日本の植民地支配について考え、自省の念から涙を流すこともあったとし、2人が訪朝時に得た学びや気づきについて述べた。そのうえで、「訪朝を通じて、偏見は出会いと対話によって乗り越えることができるという希望を感じた。国家間の問題だから個人には何もできないと考えるのではなく、小さな一歩の積み重ねが大切だ」と強調した。

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