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平壌で記念行進や芸術公演/戦勝72周年を盛大に祝賀

2025年07月30日 07:00 共和国

朝鮮で祖国解放戦争勝利72周年を盛大に祝った。7月27日には祖国解放戦争時期の象徴縦隊の記念行進儀式、戦勝世代との対面集会と芸術公演、祝宴などが行われた。金正恩総書記は24日に信川階級教育館を視察し、26日には祖国解放戦争勝利記念館、祖国解放戦争参戦烈士墓、友誼塔を訪れた。

歴史と伝統の継承を

金正恩総書記は戦勝節に際して、祖国解放戦争勝利記念館を訪れた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

金正恩総書記は26日に訪れた祖国解放戦争勝利記念館で、朝鮮の強大さと尊厳の象徴である金日成主席に深い敬意を表した。

総書記は、戦火の中で不滅の英雄精神を創造し、革命伝統を継承していく強固な礎石を築き、戦後の社会主義革命と建設の新たな歴史を方向づけた金日成主席の戦勝指導史は、党と人民が絶えず継承し、輝かせねばならない思想的・精神的財産だと言及。戦勝世代が最も厳しい国難に直面しても最も大きな勝利と栄光をもたらしたように、わが国家と人民はいかなる挑戦や困難も勇気を奮い起こして乗り越え、必ず富国強兵の大業を成し遂げるであろうし、反帝・反米対決でも勝利者になると確言した。

総書記は同日、参戦老兵らと共に祖国解放戦争参戦烈士墓を見て回った。

総書記は、参戦烈士らの鮮血で染まったこの地に世界一の興隆強国を打ち建てるのは、戦勝世代の子孫であるわれわれの本分、革命的信義だと強調。勝利の歴史と伝統を輝かせ、無比の国力と尊厳を宣揚する社会主義朝鮮は限りなく隆盛・繁栄するだろうと確言した。

総書記は24日に訪れた信川階級教育館で、反帝・階級教育を強化するための活動を一瞬たりとも疎かにすれば、人々の革命意識、階級意識が麻痺し、主敵観が曇ると指摘。革命は代を継いで続く長期的な偉業であるだけに、階級闘争のバトンをしっかりつないでいく問題は、祖国の運命、革命の前途に直結した重要な焦眉の課題であると強調した。そのうえで、朝鮮式社会主義が力強く前進するほど、われわれは信川が残した教訓を片時も忘れてはならないと述べた。

戦勝世代、新世代が共に

戦勝世代との対面集会と芸術公演が行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

27日、平壌で戦勝世代との対面集会と芸術公演が行われた。

発言に立った朴泰成内閣総理は、今日の対面集会は英雄世代と新世代が共に祝う感激的でめでたい席であるとし、参戦世代との対面は将来の闘争に対する力強い激励になると述べた。

芸術公演では、「偉大な年代の勝利者に敬意を表する」の歌が響き渡る中、観覧席の参戦老兵、戦時功労者に子ども、児童・生徒らが花束を与えた。舞台には戦時歌謡と戦勝賛歌が上がり、フィナーレでは歌「勝利の日7・27」「戦勝の祝砲よ語れ」が会場の雰囲気をいっそう盛り上げた。

祖国解放戦争時期の象徴縦隊の記念行進儀式が行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

夕方は平壌で祖国解放戦争時期の象徴縦隊の記念行進儀式が行われた。

金日成主席の肖像写真を先頭に、戦勝世代の英雄らの肖像写真を掲げた縦隊が行進を行った。また、朝鮮人民軍の陸・海・空軍縦隊も行進した。

行進が終わると、朝鮮人民軍空軍飛行隊が扇の隊形で広場の上空を通過。色とりどりの打ち上げ花火が戦勝節の夜空を美しく彩った。

(朝鮮新報)

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