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対決から戦争終結へ/戦後80年、朝鮮戦争停戦72年国際シンポ

2025年07月29日 07:00 交流

「戦後80年、朝鮮戦争停戦72年国際シンポジウム」が連合会館で行われた。

日本と朝鮮を結ぶ全国ネットワーク(日朝全国ネット)と東アジア市民連帯が主催する「戦後80年、朝鮮戦争停戦72年国際シンポジウム~歴史の転換期-東北アジアの平和への途」が25日、連合会館で行われた。日本の市民団体のメンバー、各界各層の日本人士、総聯中央徐忠彦副議長兼国際局長や関東地方の総聯活動家、同胞ら100余人が会場を埋め尽くした。

シンポではまず、主催者を代表して日朝全国ネットの藤本泰成共同代表(フォーラム平和・人権・環境・顧問)があいさつした。

藤本共同代表は、米国は朝鮮戦争の停戦条約が結ばれて以降、韓国、日本と軍事的な結びつきを強化しながら、圧倒的な軍事力で朝鮮を威嚇してきたと言及。米国は東アジアにおける軍事的プレゼンスを高めるために韓日を犠牲にしようとしているとし、米国こそが東アジアにおける最大の脅威だと述べた。また、日本社会の排外主義の高まりに警鐘を鳴らし、歴史の悲劇を繰り返さないためにも、市民たちが手を携えていこうと呼びかけた。

つづいて、恵泉女学園大学の李泳采教授、本紙の金志永編集局長、山口大学の纐纈厚名誉教授が報告した。

左から、シンポジウムで報告した金志永編集局長、纐纈厚名誉教授、李泳采教授(オンライン出演)

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