大同江で焼肉、余暇を満喫／遊覧用円形ボートが人気

円形ボートに乗り楽しいひと時を過ごす乗客

平壌で、大同江での遊覧用円形ボートサービスが人気を集めている。

日よけ幕をかぶせた円形ボートは６人乗りと12人乗りがあり、乗客が直接運転できる。船内にはテーブルが備えられていて、乗客は焼肉を楽しむことができる。

乗客たちは、大同江遊覧もいいが、揺れる水上での焼肉は味も雰囲気も一味違うと口をそろえる。大同江の玉流橋と大同江橋の間を行き来する円形ボートは、大同江の景色に花を添えている。

陸海運省海運管理局・遊覧サービス所のハ・ボリム所長は、「遊覧用円形ボートに対する市民たちの人気が高く、特に家族での利用が多い。一度乗ったら楽しくて時間を忘れてしまうそうだ。円滑な運営のために携帯電話での予約サービスも取り入れたが、祝日や休日は予約でいっぱいになる」と話す。

運営側は、船酔いする人のための食事室を停泊場に設け、乗客の便宜を図っている。

２０１５年にオープンしたレストラン船「ムジゲ」号などが運行する大同江は、観光資源としても活用されている。

（朝鮮新報）