ロシア安全理事会書記と会談／国家保衛相が国際会議で演説

李国家保衛相が同会議に出席したロシア安全保障会議のセルゲイ・ショイグ書記と会談を行った（駐朝鮮ロシア大使館フェイスブック）

李昌大国家保衛相と一行が５月26～30日にかけてロシアを訪問し、第13回安全保障問題担当高位代表の国際会議（27～29日、モスクワ）に参加した。会議には、１００余カ国と国際機構から１２０余の代表団が参加した。

28日、「平等で不可分の安全保障構造の創設」というテーマで行われた会議では、李国家保衛相が演説した。

李国家保衛相は、米国の一方主義的かつ軍事覇権主義的な政策は、国際平和と安全の根幹を崩している恒常的な要因だと強調。朝鮮は正義と自主性を志向する世界のすべての国との善隣・友好関係を発展させ、平等な多極世界の建設と世界の平和と安全保障のために責任ある使命を全うしていくとの立場を表明した。

ロシアメディアによると、同日、李国家保衛相が同会議に出席したロシア安全保障会議のセルゲイ・ショイグ書記と会談を行った（写真、駐朝鮮ロシア大使館Facebook）。ショイグ書記は、８月の朝鮮解放80周年記念行事に合わせてヴャチェスラフ・ヴォロージン国家会議（下院）議長が、10月の朝鮮労働党創建80周年記念行事に出席するためドミトリー・メドヴェージェフ国家安全保障会議副議長（兼 統一ロシア党党首）が訪朝する予定だと明かした。

（朝鮮新報）