事実がそこに～各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑～　高暮ダム朝鮮人犠牲者追悼碑

2025年06月13日 09:00 歴史

【所在地】　広島県庄原市高野町（ダムの右岸）

【建立日】　1995年7月8日

【建立者】　高暮ダム朝鮮人犠牲者追悼碑建設委員会

高暮ダム建設のため強制連行されてきた朝鮮人労働者は、酷い環境下で重労働を強いられ多数犠牲になった。1994年追悼碑建立のための募金が進められた。朝・日を問わず各方面からカンパが寄せられ、1万人以上から目標の400万円を集めた。

追悼碑は、石材を輸入した朝鮮半島の方向に向け建立された。除幕式には、朝・日の若者を中心に、広島朝高生徒並びに日本の中高生あわせて約200人が参加。過去の不幸な歴史に学び朝・日両民族の友好と平和を守ることを誓った。

（朝鮮新報）