同胞チーム含む15チームが出場/大阪で第 59回共和病院院長杯ゲートボール大会
2025年05月30日 17:03 スポーツ
木蘭として出場した総聯大阪・生野西支部の女性たち
第59回共和病院院長杯ゲートボール大会が5月25日、大阪・生野区にある日本の小学校で行われた。大会には、2つの同胞チームを含む15チームが参加した。
この大会は、在日同胞が多く暮らす生野区地域の高齢者の健康増進と多文化共生を目的に始まった。今大会には、総聯大阪・生野西支部の女性たちで構成される木蘭のA・Bチームが出場した。

辺秀俊院長が開会のあいさつをした
当日は雨が降り、グランウンドの状態は最悪にも関わらず、各チームが日々の練習成果を発揮し、最後まで優勝がわからない手に汗握る総当たり戦を繰り広げた。
大会は強豪チーム揃いのAコートと、競技をカジュアルに楽しむBコートの2箇所で行われ、Aコートでは日本の東成チームが、Bチームでは木蘭Aが優勝に輝いた。

会場に設けられた医療ブースも賑わった
一方で会場には、共和病院の看護師による健康相談や理学療法士による体力測定ができる医療ブースが設けられ、数十人の高齢者で賑わいを見せた。
大会は、次回で第60回の節目を迎える。関係者たちは今後もこの歴史ある大会を通して、在日同胞を含む地域社会の繫栄に貢献するつもりだ。
【共和病院】
- 医療ブース
- 優勝の東成チーム