朝ロパートナーシップの真価発揮へ ／駐朝鮮ロシア大使のインタビュー、ロシアメディアへ

ロシアの祖国戦争勝利80周年に際して行われた駐朝ロシア大使館主催の宴会で、演説するアレクサンドル・マツェゴラ大使（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

アレクサンドル・マツェゴラ駐朝鮮ロシア大使がロシア日刊紙『イズベスチャー』（20日付）のインタビューに答え、多分野にわたる朝ロ間協力について語った。

マツェゴラ大使は、ロ朝間の包括的戦略パートナーシップ条約の締結を機に、あらゆる分野での協力に大きな可能性がもたらされたと言及。進行中のプロジェクトに、▼共同医療機関の設置、▼農業生物学分野の研究、▼考古学調査、▼職業訓練プログラム、▼ロシア語・朝鮮語の教材開発、▼観光ルート整備などを挙げた。さらに、今後計画されている協力研究分野は、▼環境保護、▼災害対策、▼生活の質向上、▼食糧・住宅問題の解決、▼医療・教育の質向上などがあると明かした。