朝鮮からアジア王者ら6人が出場/ITTF世界卓球選手権大会2025
2025年05月16日 09:45 スポーツ
昨年のアジア選手権大会に出場した朝鮮チーム(PingSunday EmRatThichからキャプチャ)
ITTF世界卓球選手権大会が17日から25日までカタール・ドーハで行われる。今大会には朝鮮から6人の選手が参加する。今大会は男子、女子シングルスに各128人の選手が出場し、男子、女子、混合ダブルスには各64組が出場する。シングルスは7ゲーム(4セット先取)、ダブルスは5ゲーム(3セット先取)のトーナメント方式で行われる。トーナメントは4つの山(グループ)からなる。
女子シングルスには昨年のアジア選手権大会を制したキム・グムヨン選手(世界ランキング53位)と共に、パリ五輪ベスト8のピョン・ソンギョン選手(67位)、パク・スギョン選手(ランク外)がエントリー。注目のキム選手は第4グループに属する。キム選手は18日の初戦でジョージナ・ポータ選手(ハンガリー、109位)と対戦する。順当に勝ち進むと3回戦で日本トップの張本美和選手(6位)と当たる可能性が濃厚だ。キム選手と張本選手はアジア選手権大会・決勝で相まみえ、キム選手が3-1で下している。張本選手は7日、報道陣の取材に対し「前回やって負けている。粒高(ラバー)の対策もしている」とコメント。両者の激突に関心が高まっている。