朝ロ国境で自動車橋の建設開始／両国首相が参加し着工式
2025年05月01日 10:51 対外・国際
朝ロ国境自動車橋の建設着工式が行われた（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）
朝鮮とロシア間の包括的戦略パートナーシップに関する条約に準じて二国間の交流と協力を強化するための実践的措置が積極的に講じられている中、国境を結ぶ自動車橋の建設が４月30日に着工した。朝ロメディアが報じた。
朝鮮の国境都市・羅先市とロシアの国境都市ハサンで同時に行われた着工式には、朴泰成内閣総理とミハイル・ミシュスチン首相が、平壌とモスクワからテレビ会議の方式で参加。現地では、朝鮮側からチョン・ミョンス内閣副総理、朝ロ政府間貿易経済および科学技術協力委員会の朝鮮側委員長である尹正浩対外経済相、金京準国土環境保護相ら、ロシア側から極東連邦管区におけるロシア大統領全権代表を務めるユーリー・ペトローヴィチ・トルトネフ副首相、駐朝鮮ロシア大使館のアレクサンドル・マツェゴラ大使、オレク・コシェエフ清津駐在ロシア総領事らが参加した。
朝ロ国境自動車橋の建設着工式が行われた（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）
ロシアメディアによると、豆満江にかかる自動車橋は１９５９年に開通した両国を結ぶ鉄道橋「友情橋」の近くに建設される。自動車橋は川の上にかかる部分は約１kmあるが、
