事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 朝鮮人受難碑
2025年05月16日 09:00 歴史【所在地】 岡山県岡山市北区駅前町2丁目
【建立日】 1993年3月27日
【建立者】 日朝協会岡山県支部
【大きさ】 碑:縦85cm 横185cm 奥行き50cm
西川緑道公園の一角にたたずむこの碑は、強制連行をはじめとする日本の植民地支配や差別の犠牲となった朝鮮人「受難者」たちを慰霊し、日本人の反省、謝罪の意を表し、歴史的事実を残す目的で建立された。また、人道主義、平和と友好、連帯、人類の永遠の発展を願う思いが込められている。
碑には「戦後県仏教会と本会(日朝協会)で収集判明した遺骨は七十八柱に及び、出生地不明が殆んどで、まさに日本軍国主義の許し難い結果でこの行為に深い謝罪の意を表す」と記されている。昨年3月27日、建立30周年に際し30年ぶりに同碑前で追悼行事が行われた。
(朝鮮新報)