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在日ロ大使が日本の再軍備を批判

2025年05月07日 14:00 社会を知る~今週のnewsトピック~

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。

在日ロ大使が日本の再軍備を批判

対独戦勝80周年(5月9日)を控えロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使は5日、ロシア通信社・スプートニクに対して、日本の軍備増強を憂慮し、政治家が歴史を直視することを促すコメントを発表した。

スプートニクによるとノズドレフ大使は、超党派議員らによる靖国神社への参拝と首相による供物奉納を例に「日本の政治エリートの意識に復讐主義と修正主義のイデオロギーが確立されている」と指摘。また1995年の村山談話の精神が継承されているのか多くの疑念を抱いているとし、現代における日本の歴史認識について「歴史的健忘症であることは明らかだ」と指弾した。

そして、日本が喫緊の国内問題よりも軍備増強に予算を振っていることに言及しながら「この種の冒険主義が、北東アジアの安全保障情勢全体に極めて否定的な影響を与え、ロシアを含む日本の全ての隣国に疑念と懸念を引き起こす」とし、歴史的事実を直視するよう求めた。

 

在沖米兵犯罪、実効性ある対策求める

那覇地検は4月30日、在沖米海兵隊のオースティン・ウェディングトン(27)を不同意性交と傷害の罪で起訴した。ウェディングトン容疑者は3月18日に沖縄の米軍基地内のトイレで女性の首を絞めるなどしたうえ、性的暴行を加えたとされる。また、同日に別の女性に対しても暴行を加えたという。

これを受け2日、沖縄県の池田竹州副知事は外務省と沖縄防衛局の担当者を呼び出し、抗議文を手渡した。県は米軍の担当者を呼び出したが、これに米側は応じず、副知事が米軍基地に出向いた。

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