事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 供養塔
2025年05月09日 09:00 歴史【所在地】 鳥取県岩美郡岩美町荒金
【建立日】 1948年10月(現在地に移転 1988年9月10日)
【建立者】 日本鉱業株式会社
1943年9月10日に発生した鳥取地震で岩美町大字荒金、日本鉱業株式会社岩見鉱業所澱物堆積所のダムが決壊し、鉱山労働者、荒金集落住民37人、飯場に居住していた朝鮮半島からの被強制連行者を含む28人、合わせて65人が犠牲になった。
1991年に建てられた付属碑には「関係地元住民の必死の救出作業にもかかわらず、余震は続き、鉱泥のため遺体収容は困難を極め、今なお二十余名の遺体を鉱泥の中に残したままである」と記されている。
(朝鮮新報)