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〈朝大入学式2025〉きょうだいのように愛情を注いで/「指導班」で新入生をサポート

2025年04月21日 10:15 民族教育

新入生たちの荷物を一緒に運ぶ在学生たち(写真はすべて朝大提供)

来年に迎える朝鮮大学校創立70周年を目指して、安全・安心で質の高い学習環境に向けた整備が進んでいる。老朽化した寄宿舎の改築・建設と耐震補修事業が推し進められ、5月15日までに寄宿舎のすべての部屋に冷房設備が設置される。一方で在学生たちも、新たな抱負を抱いて入学した新入生たちが楽しいキャンパスライフを送れるよう努力を重ねている。

朝大には、新入生が1日でも早く大学生活に慣れるよう、在学生が約1カ月間、新入生と「チドバン(指導班の朝鮮語)」という班を組んで共に生活する文化がある。親元を離れて、初めて寮生活を経験する新入生も多い中、学習や寮生活など様々な部分で、上級生がサポートしている。

新入生と上級生たちは、「チドバン」時代に寝食をともにしながら、強い絆で結ばれていく。「チドバン」で共に生活した先輩たちが卒業する際は、涙を流して別れを惜しみ、一方で「チドバン」を受け持った後輩たちが新たな門出を迎えたときは、朝大を訪れて祝福する。そのつながりは、互いに卒業しても希薄になることはないのが特徴だ。

「不安もあると思うけれど、たくさん交流して朝大がこんなにも楽しいんだと感じさせてあげたい」

外国語学部の

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