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事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 神戸港 平和の碑

2025年04月18日 09:00 歴史

 

【所在地】 兵庫県神戸市中央区海岸通3‐1‐1 KCCビル

【建立日】 2008年7月21日

【建立者】 神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会

【大きさ】 縦約130cm 横約100cm 奥行き28cm

アジア太平洋戦争の時期、神戸港では労働力不足を補うため、朝鮮人・中国人や連合軍捕虜が、港湾荷役や造船などで過酷な労働を強いられ、その過程で多くの人々が犠牲になった。その中には女性や中学生以上の学生たちもいた。1944年8月、徴用令により咸鏡南道から強制連行された朴球會さんは川崎重工神戸艦船工場で働かされた。証言によると宿舎の寮には約3000人の朝鮮人が収容されており、塩谷駅から神戸駅まで省線(現JR)で行き、そこから工場まで徒歩で通ったという。潜水艦の伝声管製作の単純作業を担い空腹が一番苦痛だったとも語っている。

(朝鮮新報)

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