世界を驚かせた「連勝記録」/朝鮮重量挙げ、最強チームの核心を探る
2025年04月13日 08:00 スポーツ先日、IWF(国際ウエイトリフティング連盟)ウエイトリフティング世界選手権(昨年12月、バーレーン)に出場した朝鮮代表チームの練習映像が動画配信プラットフォームで配信され、話題を呼んでいる。コロナ禍により国際大会への参加が中断された朝鮮代表は、2023年9月に世界の舞台に復帰して以降、5つの国際大会で男女合わせて43個もの金メダルを獲得し、世界ランキング1位の座を確固たるものにしている。圧倒的な強さの核心を探る。
若き力が切り拓く
23年から24年にかけ、朝鮮はアジア大会(23年9月、中国)、IWFグランプリ大会(同年12月、カタール)、アジア選手権大会(24年2月、ウズベキスタン)、IWFワールドカップ(同年4月、タイ)、IWF世界選手権(同年12月、バーレーン)など5大会で、金43、銀16、銅7、計66個のメダルを獲得。すべての大会で国別メダルランキング1位に立った。
国際大会への参加中断を余儀なくされてきたにも関わらず、なぜこれほどの強さを発揮できたのか。朝鮮ウエイトリフティング協会のキム・チュンフィ書記長はこの間、朝鮮選手たちは「技術向上とメンタル強化に集中した」と語る。