事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 神戸電鉄敷設工事朝鮮人労働者の像
2025年04月11日 10:00 歴史【所在地】 兵庫県神戸市兵庫区会下山町1-13(会下山公園北側および神戸電鉄有馬線線路付近)
【建立日】 1996年11月24日
【建立者】 神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会
【大きさ】 碑:縦約140cm 横約67cm 奥行き約47cm
台座:縦約87cm 横約86cm 奥行き約67cm
神戸市の北および北西郊に路線をもつ現・神戸電鉄は、神戸有馬電鉄と三木電鉄が1947年に合併。1920年代から30年代に展開された敷設工事には、朝鮮人労働者1200~1800人が従事していたという。この敷設工事による死亡事故は、新聞記事から推定できるもので5件、そのうち犠牲となった朝鮮人労働者は13人とされている。
96年11月に建立された同碑裏面には、犠牲者である韓啓文、趙鳳珠、金相燮、黄範寿、朴鍾述、朴南槿、金鳳斗、金東圭、李命福、姜学守、陳南述さんらの名前、亡くなった年齢、日時、場所が記されている。
(朝鮮新報)