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米国の対イエメン攻撃を糾弾/駐エジプト朝鮮大使

2025年03月22日 08:00 対外・国際

朝鮮中央通信によると、エジプト駐在の馬東煕朝鮮大使(イエメン担当を兼任)が18日、米国の対イエメン攻撃によって多くの死傷者が発生していることと関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、米国はいわゆるテロに立ち向かって国際貿易を保護するという美名の下、イエメンに対する大規模な軍事攻撃を開始した。

原子力空母をはじめ米空軍と海軍の大規模軍事力が動員されて強行された無差別的な軍事攻撃行為によって、子どもと女性をはじめとする百数十人の罪のない平和的住民が殺害され、負傷し、莫大な財産被害が発生した。

米国の今回の軍事攻撃行為は、国連憲章をはじめとする諸般の国際法に対する乱暴な違反であり、何によっても正当化されない他国の領土主権に対する露骨な侵害行為である。

わたしは、国際法も眼中になく不正義の暴挙で他国の主権と領土保全を甚だしく蹂躙し、自らの排他的かつ一方的な地政学的野望の実現に執着する米国の違法で非道な軍事的妄動に深刻な憂慮を示すとともに、それを強く糾弾、排撃する。

こんにち、中東情勢が統制不能の悪循環に陥り、地域紛争の政治的解決の展望がいっそう遠のくことになったのは、覇権的利益だけを追求する外部勢力の強権と専横、不当な内政干渉に根源を置いている。

国際社会は当然、地域の平和と安定を重大に破壊する米国のならず者のような振る舞いに重大な憂慮と抗議を示すべきであり、米国は自国の国際的孤立を招く無差別的な力の使用を即時中止すべきだ。

(朝鮮新報)

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